第1回 琥珀体験inイブキ
2003年10月〜11月 開催

久ノ浜町 喫茶イブキにて第1回琥珀体験が開催されました。
その模様が地元紙に大きく特集掲載されました。
今回の発掘日誌はこの新聞記事を紹介します。

2003年11月14日付いわき民報
(資料提供)いわき民報社

いわき民報記事内容
こんばんは。【本】です。今回はまさに秋色、ムーディなこの時期にぴったりの″琉拍(こはく)をピックアップ!久之浜町、波立海岸を望む喫茶イブキで10〜11月初旬の3回にわたって開かれた、いわき自然史研究会の琉拍のアクセサリー作りにおじゃましました。
    
 アクセサリー製作ということで、参加者はほとんどが女性。いわき自然史研究会からは、国内初、アリ入りの暁拍を発見して話題を呼んだ鈴木千里さん(テレビ番組出演でもおなじみ)と技術担当の星野辰夫さん、後半2回には特別ゲストとして、いわきの化石研究の第一人者であり同会顧問も務める高橋紀信さんも来てくれました。
 琉拍は樹脂が長い年月をかけて化石化したもの。いわきは日本の三大産地の1つで、8500万年前白亜紀のころのものがでるそう。人間が誕生して以来、仏教伝来やちょんまげの江戸時代、明治維新やら地上のざわめきもものともせず、その間ずーつと、地中で美しさを磨いてきたのかと思うと感動。では、アクセサリー作りの様子を段階を追って説明しましょうか! ちなみに作ったのはペンダントトップですよ−。
1・選ぷ
 【本】は遅刻してしまい、アクセサリー大好き!の女性陣によって、たくさんの琉拍が選ばれたあと…。でも比較的状態が良いものをゲットできました。ポイントはひびや傷がないこと、形、大きさ、色、模様など。この日使われた琉拍は、濃い色合いが特徴の大久町小久産。「昆虫入ってないかなあ」とみんなドキドキでしたが、鈴木さんいわく「入ってませんよ」(笑)。
2・形
 琉拍は大きさ、形、厚ささまざま。なるべく無駄を出さないように、もとの形を生かしてデザイン。紙やすりで慎重に、削っていきます。
3・磨く
 磨き粉を使って、光沢たっぷりに仕上げる。一気にキラキラ度が増し、アクセサリーの表情に。
4・金具をつける
 ここからは難易度が高い作業になるため、プロの星野さんにおまかせ。ペンダントの鎖をつける上部に、留め金を通す細−い穴を開ける。琉拍は結構割れやすい。慎重に、慎重に…。
    
 できあがった琉拍のアクセサリーは22点。並べるといつの間にか品評会に。「個性があって、同じのが1つもない」。「手をかけて作ったので、いつまで見てても飽きない・・」とうっとり。
 琉拍は手に乗せたときに温かさが感じられることから「太陽の石」と呼ばれるそう。幸せのお守りでもあるんですって。「その証拠にホラ、私、幸せでしょう」と鈴木さん。う−ん、説得力ある!【本】も幸せになるぞ。
唯一、男性の参加者だった勝沼靖さんは、実は心温まるエピソードの持ち主。奥さんが現在妊娠中で、生まれてくる赤ちゃんのために、自分が作った琉拍アクセサリーをプレゼントするそうです。「いいハナシっぽくなっちゃいました?」と照れてましたが、ブラボーじやないですか! いいなあ。来年2月に出産予定だそうです。まさしく宝物ですね!


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